突然会社から海外赴任を打診された時、不安がたくさんありますよね。
子供を連れて行く時に知っておきたいこと、文化の違いや治安などはもちろんですが、頭を悩ませるのは、子供の教育の問題です。保護者としてとても重要な選択を迫られる場面です。
どんな学校がどこにあるのか、子供がどんなことを望むのか、日本のような塾や習い事は継続できるのか。現地に赴く前に可能な限り調べなければなりません。保護者として日本の学校をどうするか、現地の学校への入学方法など、限られた赴任日までにしなければならないことをまとめました。
海外赴任行く前に夫婦で話し合っておくこと
夫から「海外赴任を打診されたんだけど」って、昨日急に言われちゃって、新婚旅行がヨーロッパだったくらいで海外旅行にも行ってないのに、いきなりの海外生活だよ、家族で行くってことで、これから大変なんだよ。
こんな電話がいとこからきました。
突然の海外赴任で忙しいいとこのために知っておくと役立つことを調べてみました。
こどもの学校こと
企業の駐在員の家庭については、父親がビジネスビザ取得していて当地で働いていれば、家族は取得見込みと
いうことで編入学を許可しているケースがほとんどのようです。
せっかく海外で生活するんだから、語学の習得はしてほしいなぁなんて考えていたら、小学校の選択肢がいろいろあることがわかりました。
現地日本人学校、インターナショナルスクール、現地校、の選択があるそうです。
帰国子女枠と言われるのはインターナショナルスクールか現地の小学校に入っていた子が該当者になるようです。
いまの人気はネイティブな英語が学べるという点から、現地校に入れるケースが多いそうなんです。
どんな学校があるか調べました。
現地日本人学校
日本国内の小・中学校または高等学校と同等の教育を行う全日制の学校、日本と変わらないスタイルの学校です。日本の教科書と同じ教材なので習字の道具やリコーダーなど日本の学校で使用するものは現地ではなかなか手に入らないのでもっていった方がいいそうです。
ここだと帰国してから受験などに困らないと聞きます。日本人のお友達とのびのびストレスなしでいけるのかなぁと思います。保護者にとっても、子供にとってもあまり悩まないで選択できる点はいいのかもしれませんよね。また政情不安な土地では特に日本人学校は人気で、大規模な学校があるそうです。
インターナショナルスクール
ここは私学なので、現地校のおよそ2倍のお金がかかると言われています。会社によっては子供のスクール代としての補助金があるところもあるようです。
世界中のいろいろな人種のお友達ができそうです。個性を伸ばすのびのびした環境と授業が売りです。ただし、ある程度語学力も必要です。少し語学力が落ちてる子だとしても補修スクールに通って(語学塾ですよね)勉強についていけるようになるそうです。
日本に帰国してからもインターナショナルスクールへの転入が可能とのことです。海外赴任が多くいろいろな国に赴くご家庭ではこの選択もいいかと思いました。
現地校
所在国が認めた現地教育施設。使われている言語はその国の言語です。アメリカは特に州によって教育方針も補助も変わるらしく情報収集が欠かせないとのこと。
アメリカ駐在員の子だった友人が、現地校のネイティブな環境にいきなり入ると、言葉の壁、人種の壁にぶち当たったり苦労をしたけど、必要に迫られて以外に早く言葉の壁は克服できると言っていました。のちのち自分のスキルにはなるとのこと。
グローバル化していくこれからの日本にはこういう環境で学ぶ機会も重要かもしれませんね。
まぁ公立の学校だと日本のいじめのような問題がどこの国にでもあるようで、子供にも高いコミュニケーション能力が必要だってことですよね!
私立在外教育施設
海外には日本国内の学校法人等が海外に設置した全日制の学校があります。こちらも事前に調べる必要があります。
アメリカには小学部では聖学院アトランタ国際学校、西大和学園カリフォルニア校があります。
また高等部では、慶應義塾ニューヨーク学院などがありますよ。
補習教室・その他
インターナショナルスクールや、現地校に通う子供のために、日本人の子どもに対して日本語による教育を実施している教育施設があるそうです。土日に行っているところが多いそうで、特にいま現地校が人気なので補修教室も人数が高いそうですよ!帰国してから日本の学校に馴染みやすいように、また受験などの問題など子供の不安に寄り添う施設なんですね。施設の設置場所などは事前に確認しておく必要があります。
また現地では子供向けプログラムが地域ごとにあってかなり充実していて楽しいようですよ。語学教室や、スポーツ教室、絵画、音楽など多岐に渡り、お母さんのプログラムもあるようなので参加できるようです。
補助金が出る場合もあるようです。アメリカの場合、州によって補助金が違うので必ず確認した方がいいです。すでに帰国されているお母さんたちに聞き込みをするか、また現地に行ってから日本人のお母さんたちに聞いてから決めるのもいいかもしれません。
子供の性格をみて、無理なく現地になじめるようにしてあげたいものです。
学校選びのコツ
まずは会社の中で、現地に赴任した経験者からの聞き込みは重要です。できればすでに帰国された奥様から直接話を伺っちゃいましょう。街の治安や学校のことは、現地にいた経験者からの生の声が重要です。
いままで英語を多少学んできたなら、現地校で生ネイティブに触れても臆することなくコミュニケーションがとれて行くかもしれません。親が心配するより子供の順応が早いことも脳裏にいれましょう。
また、インターナショナルスクールや現地校からは万が一の場合、日本人学校に転入可能です。なにか不都合な事態が発生した時、いじめやなじめないという問題が起きたときはすぐに避難できます。
これはココロ強いですね!
それから、私学の幼稚園や小学校、中学校に通っている場合、退学届けを出されるタイミングですが、よく学校と話し合ってください。休学扱い、またはそのまま留学扱いになるところもあり、帰国後も学校に通えるところもあるそうです。退学届けをうっかり出してしまうと日本に帰ってきたとき復学が難しいところもあるようです。
ここは、学校と相談することをおすすめします。
海外の学校は4月はじまりとは限りません。アメリカの新学期は9月からです。日本より5か月遅い始業式です。8月生まれまでは、学年が一つ上がりますから、注意してくださいね。下げる場合の相談もできるとのことで、転入の現地校、インターナショナルスクールへ相談することをお勧めします。
転入学がスムーズにいくように、学校の開校時期を確かめてくださいね!
帰国のタイミング
いとこは子供の受験の関係で帰国はいつがいいのだろうと心配しています。たしかに日本の学校の受験のタイミングで帰国される方が多いようです。私の友人にも大学受験で帰国したという経験者もいますし、グローバルな視野をもって帰ってくるのも将来性があってたのしみだなぁと思うのですが、この問題は親子で話し合って志望校もあるだろうから考える必要がありそうです。
帰国後の日本での受験はやはり帰国子女枠も最近は厳しいようで日本語の作文、英語の作文などの出題があるようで、日本の4教科受験もしっかりあるので、現地校、インターナショナルスクールに行ったとしても受験対策に塾に通う子供さんが多いそうです。
子供の学校及び塾は送迎が基本
子供の学校はスクールバス、塾やらスポーツ教室や子供向けのプログラムの参加は送迎付きのところに通わせるのが基本だそう。日本のように子供が一人で電車やバスに乗って夜遅くまで塾に通うのはあり得ないことだそうです。それだけ治安が良くないので、子供の身を守ることは親の責任です。
海外赴任現地でのコミュニケーションの取り方
また、現地の子供向けプログラムはとても楽しいものがいろいろあるようです。ただサポートしてくださる先生はネイティブなので、子供のためにここはコミュニケーションを嫌でも取らなければなりません。子供たちは柔軟な頭を持っているので、半年くらいで日常会話ができるようになると言われてます。
いとこはコミュニケーションが上手くとれるか、そこがかなり不安だといいます。
先生の話を理解することももちろんですが、こちらの要望を伝えることが重要になります。子供向けプログラムの参加や送迎などどうしても伝えなければならないときにどうしたらいいのだろうと
最低限の会話はマスターしよう
ボディランゲージや、身振り手振りでもなんとか気持ちはつたわりますよね!
単語を並べるだけで、たいていの海外旅行は大丈夫だったという経験もあるでしょう。
子供のことを伝えるのは大切な親の役割だし、相手の言葉が理解できないのは不安以外のなにものでもない。
大事な場面ってあるなぁ、そこはきちんと伝えたいというところ。相手の言葉をきちんと理解し、こちらの言葉を正しく伝えることが必要なんですよね。
何とかなるようで、何ともならない。最低限の会話は、どうにかするしかありません。
英会話が苦手でもどうしても伝えたいことがあるとき
そこで、わたしはそんな不安を少しでも解消してもらうために、いざと言う時に役に立つ翻訳機能があればいいんじゃないかと思いました。
携帯でも優れた翻訳機能が使えますよね。
私はCMで明石家さんまが紹介している翻訳機、ちょっと調べてみました。
同時通訳に特化し、使った会話が10000件残るというポケトークという小型の音声翻訳機でした。会話が残せる機能はすごいなぁと感心しました。
子供の困ったことや要望など、必要な会話が確認できるのもいいかなと思いました。
その場でうまく聞き取れなかったことも、夫婦で相談したいことも、ポケトークでもう一度確認できるのは、とても良い機能だと思いました。
ポケトークは優秀な通訳さんを一人雇ったくらいの翻訳機能が充実していることから、最近ビジネスにも使われ始めているそうです。
自分でコミュニケーションを上手くとれるようになるまで、ポケトークに力を借りるのもいいかなと思い、ポケトークをいとこへのプレゼントにしました。
いとこは不安がかなり解消されたと言って喜んでくれました。
ポケトークを活用しながら日常会話をマスターして楽しい海外生活が送れるようになってほしいと思います。
プレスクールについてはこちらにまとめましたのでご覧ください。

さくら

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